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 ■ 旅日記 > ■ 南米 > ■ No.14 ボリビア・ラパス
 
◆ボリビア情報◆
トイレ事情 トイレに入るのにかなり大変。
トイレを借りるのにたいていお金がかかり、お金を取られないと思ってもトイレに入るとおばさんが座っていて(ドキッとする!)、トイレットペーパーを売っている。トイレおばさんがいてもたいてい汚い。
紙は流れないのでゴミ箱に捨てる。ウユニのような場所では桶の水を汲んで上から押し込む。(押し込んだってそうそう流れていかない。)
・・とにかく気苦労します。。

7月1日 とうとう7月になりました。世界一周の旅に出てからもうすぐ1ヶ月が経ちます!早いなぁ〜

ウユニから深夜1時発の電車に乗り込み、予定より2時間遅れの9時にオルーロという街に着きました。
そして、そこから更にバスに乗ること3時間、ボリビアの首都ラパスに向かいます。
ラパスは思ったよりもぜんぜん都会!高層ビルもあります。でも街の中は車や人でぐちゃぐちゃ・・
ラパス&コパカバーナの様子です〜!

7月1日(金)
ウユニから電車とバスを乗り継ぎ12時間。
ボリビアの首都ラパスに着きました!

バスから見たラパスの街。
見づらいけど山にあるのは全部家なんです!

ラパスの街はすり鉢状になっていて、下から高層
ビル、中腹にコロニアル建築の家々、上にレンガ
の家があります。上に行くほど貧しい人々の家
となるそうです。家に帰るの大変そう〜。。。
街の中はこんな感じ。

狭い道にテントを張ったお店やインディヘナ
のおばちゃんが座り込んで店を出していて
もうごちゃごちゃ!
おまけに車も多くて、プープークラクションが
鳴り響いています。

排気ガスで空気が悪いよ〜
民族衣装のインディヘナのおばちゃんたち。
頭にシルクハット、黒い髪をみつあみにして
フワフワのスカートにタイツ。背中には
カラフルな布で商品を背負っています。
日よけにもなんにもなっていないシルクハットが
なんかかわいい♪

街のいたるところに座って開店準備中〜
場所取りってあるのかなぁ〜
7月2日(土)
次の日はラパス見学ツアーに参加。
街を見渡す展望台に行きました〜

標高3650m、少し歩くだけで息苦しいです。
(首都として世界最高所)
ビルの間から見える山にも、ぎっしり家が
立ち並んでいるのが見えますか〜
チリのサンペドロ・デ・アタカマにあったのと
同じ名前の「月の谷」ボリビアにもありました。
こちらが今回のラパスツアーのバス。
4時間のツアーで6ドル。
ボリビアでは破格の高値だけど、
なんとイヤホンで日本語解説も聞けてしまう!
ラパスにある日本人会館に立ち寄って
みました〜。 日本の本や、ビデオがずら〜っと。

日本人の結束が感じられました。
明日はペルーへ移動。
ウユニツアーからラパスまでずっと一緒だった
ニッキー、コーリン、オーウェンとここでお別れ
です。寂しい。。

みんなありがとう〜
7月3日(日)
ボリビアからペルーへの移動日

ラパスからバスで3時間、ティティカカ湖へ向かい
そこから小さな船でティティカカ湖を渡り、湖畔の
街コパカバーナへ。そしてペルーへの国境を越え
プーノという街へ向かいます。

バスも小さな船でティティカカ湖を渡っちゃう!
人は降りて別の船に乗ります。

バス(の上に乗せられてる荷物)が超心配・・・

 
ティティカカ湖湖畔の街コパカバーナは
こんな街並み♪すごくキレイでかわいい街
でした。一泊してもよかったかも。。
ボートなんてあったりして、
ちょっと河口湖チック。
カラフルなお店〜かわいい〜

ポップコーンとか、豆みたいなものが
売られていました。
これがボリビアとペルーの国境
初めて徒歩での国境越え!
こういうのもやってみたかった(笑)


ギリギリ入国できたボリビアは
驚きがいっぱいでした〜♪
   
*おまけ* ボリビアについて
<ボリビアへの入国>
ボリビアは私たちが日本を旅立った頃、ちょうどデモが起こり空路・陸路ともに封鎖されて、入国も出国も出来ない状況でした。イースター島であった旅行者には、ボリビアはあきらめた方がいい。と言われていましたが、私たちがボリビア入りする2週間ほど前に、新しい大統領が決まり、デモが回避されギリギリ入国できました。
(ラパスの街を見る限り、デモが起こっていた影もなく、いたって普通のごちゃごちゃぶりでした。)

<ボリビアについて>
ボリビアは、もともとアイマラ族が多くティワナク文化やプレ・インカ文化を生み出していましたが、10世紀ごろインカ族に征服されインカ帝国の一部となり、その後1532年にスペイン軍に征服され、植民地となりました。
1842年独立をするものの、1879年チリとの争いで負け太平洋岸地帯を失い、1903年ブラジルに、1928年にはパラグアイに国土の一部を奪われ、独立のときの半分の面積となってしまいます。
(・・なんかかわいそうなボリビア、、ウユニツアーのガイドエルナンさんも、日本は戦後50年であれだけ立ち直っているのにボリビアは100年経っても悲しい現状だ。と言っていました)

<ボリビアのめちゃくちゃっぷり>
豊富な鉱物資源を持つ国であるにもかかわらず、クーデターでめまぐるしく政府が変わり、1985年にはインフレ率が8000%を記録するなど南米の中でも非常に政治・経済の不安な国でした。(今はインフレ率は10%強に抑えられている)1995年以降は労働組合のストライキやデモが頻発していて安定しない状況が続いています。
クーデターが続く頃、一時期に2人の大統領が存在したり、30時間しか持たない大統領がいたりしたそうです。。そんなボリビアですが、ラパスツアーの解説では、「あなたもボリビアに投資してみませんか?」と投資を呼びかけていました。。ん〜〜〜〜するかなぁ〜。